こんにちは。Inishie R plusAブログの時空です。今回の記事は「難しい言葉でインプットして易しい言葉でアウトプットする」ということです。
難しい文章を読みたければ、分厚い医学の教科書を買ってみればいいと思います。実際、1000ページ以上に及ぶ分厚い教科書は普通に読んでいても多くの時間が掛かるし、難しい専門用語が頻出するので、なかなか読み進められないことだと思います。
僕は、難しい教科書を読む時、未知との遭遇に会ったようなワクワク・ドキドキ感を感じていました。20代の頃はそうやって真面目に最初のページから最後のページまで順番に読み進めていましたが、僕は最近ではこの最初から最後まで読むという手法を非効率だと思うようになってきました。
つまり、ただ漠然と教科書に順番通り目を通すのではなく、何を知りたいか、何を調べたいか、というテーマを持つことで、学習効果は最初から最後まで読み進めるときよりも格段にアップすることだと思うからです。
ここから一般論の話を少ししてみたいと思います。最初から最後まで順番に読む方法は最もシンプルな方法であり、だからこそ非効率な方法でもあります。分厚い医学書に目を通したとしても覚えている内容は圧倒的に少ないはずです。
もちろん、記憶力には個人差があり、一目みただけで全てを記憶できるという映像記憶の人もいるでしょうが、記憶に関してはコンピュータのほうが遥かに優れており、知りたいキーワードを検索にかけることで結果としての情報もすんなり出てきます。
僕は、一般論として機械のほうが人間より記憶力で優れているという点では同意します。しかし、創造的な面では優秀なクリエイターに人工知能は今の時点では勝てていません。創造といっても、最低限の土台となる知識は必要であり、土台なくして創造活動は可能ではないでしょう。
僕個人としては、記憶と創造には正の相関、つまり互いを高め合う役割があると感じていますが、そのためには最初の学習の段階でとにかく与えられた全ての資料に目を通すというステージは必要であると思います。
学習の初級者であれば、何を知りたいかということ自体分からない場合も多いですし、皆が良いという少し値段が高めの有名な古典なんかを読むことで、その学習した分野について、だんだんと理解が広がっていくと思います。
一つの情報の集まりとして書き出された教科書というツールは全体的な理解をしたいときに重宝できるアイテムです。
初級の学習者が勉強しようと思えば、分かりやすく簡単な教科書に最初から最後まで目を通すというシンプルな方法を取ることで、何となくではあるでしょうが、その学習した分野の全体像が見えてくるはずです。
一回読んだのなら二回三回と繰り返し読み進めることで学習の理解度も深まるはずです。僕は色々な学習方法を試してきて学習について多くの方法を持っている人を対象に、最初のテーマである「難しい言葉でインプットして易しい言葉でアウトプットする」ということを試してみてほしいのです。
難しい言葉で教科書を読みこなす学習の上級者は多いことだと思います。難しい文章を読む時、最初から順番に理解していって、最後まで読み進めたら一通りの理解があることを目指しているはずです。
最初から最後まで順番に理解して難しい教科書の内容を読破しようというのは、これはこれで非効率なのかもしれません。僕は初めて学ぶ分野の難しい教科書であっても一回目に読むときに全てを理解しようと考える無謀なチャレンジをします。
それに加えて、一つの教科書を最後まで読むまで何日間何週間かかっても読むというタイプではないので、最初の三〇ページを読んだら、飽きて別の教科書にシフトしてしまうのです。
日本の参考書は最初が難しいことが多いと思います。著者の先生方が気合を入れて最初の部分だけ、わざと難しくしている可能性もありますが、最初の100ページを読みこなせたら、残りのページはそれほど難しくないとも言えるのです。
もちろん、最初の100ページを読むことで耐性が出来ることも理由の一つではあるでしょうが、最初に微分積分の難しい数式が散々出てきても、後半に行くほど計算式は足し算掛け算などの四則演算の単純な数式になることもザラです。
この記事もそろそろ2000文字に近いので最後の詰めと行きます。日本の教科書であれば最初の100ページは難しく書かれています。海外の英語の教科書であれば、そうでもないはずですが、海外の教科書は分厚いです。
もちろん、日本語で100ページ書いてある文章が翻訳すれば英語では250ページくらいになることが一つの理由ではあるでしょうが。
僕は世界共通で使える情報として、最初は最高難易度のゲームに挑むように最高難度の教科書に挑戦してくださいと言いたいです。一番難しい教科書を何ヶ月もかかって読み解けたなら残りの本はそれより簡単な本ばかりだからです。
その上で、自分の言葉でその難しい教科書の内容をまとめて、易しい言葉で表現して、SNSなどに投稿してみることをオススメします。結局、難しい内容を難しいままでしか言い表せないのは、理解度が深くない特徴の一つであると言えます。
僕は難しい内容の文章を噛み砕いて易しい自分の言葉に置き換えることで、その事に関する理解度は完成に近いと思います。結局、難しい内容を難しいままに理解しようとすれば理解を進めることは難しいはずです。
難しい言葉を簡単な言葉にするという一手間を加えることで、簡単な言葉で思考することが出来るので、その物事の本質を見抜く助けとなります。
第240項!!難しい言葉でインプットして易しい言葉でアウトプットする!?最初に一番難易度の高い参考書に目を通そう!! – Inishie R plusA – Input in difficult words and output in easy words! ? Read the most difficult reference books first! !

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