こんにちは。Inishie Once-in-a-Lifetime Chanceブログのいにしえ時渡です。今回はリライト記事です。以下、リライト前記事。
僕は成長というものが雪だるま式に増えていくものだと感じています。よく投資の世界だと複利の法則という事実を聞きます。
いわゆる指数関数的という伸び方なのですが、ステージごとに2倍になるアンパンのことです。1個のあんぱんが次のステージで2個のアンパンになり、2個のアンパンが次のステージで4個になり、4個のアンパンが次のステージで8個になり、というミステリーな話のことです。
僕はこの複利が銀行預金のように年利3%の配当金を与えていたとしても、20年預けたら、1.03^20つまり1.03を20回掛けた値になります。1.03^20=1.80となり、100万円を年利3%で預けていても20年後には100万円x1.80=180万円になるということです。
複利の話は投資や銀行預金の話で有名ですが、これはちょうど能力の話についても同じことが言えると思います。何かを始めて一年目はビギナーズラックで急激にやり方を学ぶはずです。
しかし、2年目3年目も同じやり方だと伸びは小さくなります。練習に工夫を加えれば良いのですが、前回の他のアンケート記事で書いたように、経験値はS字カーブであると僕は考えています。
それはモノにもよりますが、5年目10年目までは緩い曲線で成長して、10年目、20年目からは急激な成長状態に入り、30年目40年目ではまた緩やかな成長に戻るという僕の成長理論です。おそらく10年目までと10年目以降ではその事について知っているテクニックの数が違うのだと思います。
テクニックは多ければ多いほど、相乗効果で足し合わせるよりも多くの成長が見込めます。
5年目10年目まではちょうど現在その事についてあるテクニックを吸収し終えて、自分の中で自分のものとしていく修行の段階だと言えるのです。自分なりにアレンジして自分のものとしていく。そこに10年目以降の急激な成長の本質が現れているのだと思います。
僕は良く言います。基礎こそ大事だと。基礎さえできていれば応用は自ずとできるようになる。まず基礎を固めよう、と。ただし、僕も傑出したスゴイ人ではないので、それが正しいという保証はありません。基礎が大事なのは誰からしても納得することですが、多くの人は応用こそ基礎より大事だと思っています。
ビジネスで使うのも基礎ではなく応用であることが多いからです。しかし、基礎さえしっかりしていれば応用は自分で編みだせばイイのです。基礎から自分で編みだそうとすれば大変ですが、応用を編み出すのは訓練さえ積めば、それほど難しいことではないと思います。
自分なりに特化した応用を自分で生み出す。そこに基礎と応用の本質が垣間見えます。5年目10年目は言わば基礎がための時間であり、10年目以降は自分なりにアレンジする応用の時間です。自分なりのアレンジが上手ければ上手いほど、その人は急激に成長することができるのです。
継続すれば継続するほど複利という法則が働いて、もちろん自分なりの工夫も必要ですが、練習量に対して成果がついてくると言えるのです。同じところで現状維持するのは自分の時間を無駄にしています。
もちろん、人間誰であっても続けていけばスランプにもなります。そこでめげず、どうやってスランプを抜けだせばいいか試行錯誤したら、そのスランプを抜け出して、しばらく経ってまた同じようなスランプが気た時に上手く対応することができるようになるのです。
何事も続けている時間に比例する以上に相乗効果で指数関数的な伸びが来ることがあります。それまでは楽しく忍耐して続けていけば報われる日も近いでしょう。以上です。読者さんも複利を目指してみてください。ではでは。
コメント