第16項!価格をうまく設定する方法があれば、それは一種の発明であり、先の「価格=平均費用」の式もセーの法則という需要超過経済ならば、うまく機能します -R86plusA-

企業にとって23%以上の利益率を目指すのが良いことのように思います。実際、売上−費用=利益という数式を費用+利益=売上、のように書き換えると、多めの利益は費用を圧縮することがわかります。

価格という指標はとても刺激的な数値で30%OFF、50%OFFとあれば、顧客の目を引きやすいでしょう。半額の弁当が一定の人に節約をもたらしているように、価格はインセンティブがとても強いです。

価格をうまく設定する方法があれば、それは一種の発明でしょう。先の価格=平均費用の式もセーの法則という需要超過経済ならば、うまく機能します。

しかし、売れ残りや在庫があったり、利益がゼロでない市場では、価格x売上数量=生産量x平均費用、という数式に在庫項や利益項を設けることでより現実に近い状況を数式で確認できるようになります。

このような価格式を設定して色々な商品に適応させればより合理的な値付が可能となります。スーパーでの値付のように売れなければ、3割引き、5割引きとなる値付けに合理性があるのかよく考えてみたいです。

値付け次第で栄えるも衰えるも大きな因果があるでしょう。値付けこそ経営の腕の見せ所ではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました