こんにちは。R86plusAブログの時空です。今日は『1兆ドルコーチ』について読書しました。まだ途中までしか読んでいないのですが、マネージャーが必要かどうかの話が僕の興味を引きました。
マネージャーが必要かどうかは、あるアップルの社員は「何かを学ばせてくれる人や、議論に決着をつけてくれる人が必要だから」と答えたそうです。僕はマネージャーとは、部下の成長を促すということ以上に、部下を管理することが重要だと思います。
マネジメントが管理することを意味するように、部下の反乱や逸失行為を制御するためにマネージャーは必要であると言えます。やはり組織とは人の集まりであり、多くの協力がなされると同時に、トラブルや問題も発生します。
業務上のトラブルであれば、担当の専門家が対応すればいいですが、人間関係のトラブルであれば、マネージャーが管理する必要に迫られます。僕は理想を言えば、マネージャーは部下の成功と成長を願う存在でありたいと思いますが、現実的な問題でいえば、組織で働く力学は社内政治です。
一国内部の政治であろうと、軍隊内部の政治であろうと、まずは部下を統率して指示に従ってもらうところが最初です。その上で、部下を教育したり、成功に導いたりする次の段階のマネジメントが求められます。僕は、組織に働く政治をコントロールするという意味でも、部下に指示に従ってもらう必要があると言いました。しかし、指示に従ってもらうことは決して細かく指示を出すことではありません。
細かすぎる部下への指示はマイクロマネジメントであり、部下を萎縮させる可能性があります。そうとは言っても、自由放任主義が過ぎても、部下はマネージャーが望んだ結果を出せない可能性もあります。
ここは、細かく指示を出すか、指示を出す代わりに主体性を持たせるか、のバランスの問題となります。僕はできれば部下に自由に働いてもらい、主体性を身に着けて業務に取り組んでほしいと願っています。ご清聴ありがとうございました。時空。
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