第197項!自閉スペクトラムと自律神経の関係性とは!?知的障害は交感神経優位か副交感神経優位か!?<医学リポート> What is the relationship between the autism spectrum and the autonomic nervous system? ? Is intellectual disability dominated by the sympathetic nervous system or by the parasympathetic nervous system? ? – Inishie Once-in-a-Lifetime Chance –

こんにちは。Inishie Once-in-a-Lifetime Chanceブログのいにしえ時渡です。今回は、医学リポートです。ニュース記事で僕が見た、クリーフストラ症候群という世界に数百人しかいない病気の治療法について考えてみたいと思います。

クリーフストラ症候群は、遺伝子の一つが欠けることで起こる病気であり、2000年に入ってから発見された比較的新しい病気です。クリーフストラ症候群は、指定難病対象疾病の一つであり、発達遅滞、知的障害、特徴的な顔立ち、乳児期の筋緊張低下、先天性疾患など、様々な症状がある病気です。


ここで、発達遅滞、知的障害、特徴的な顔立ち、の似たような例として、自閉スペクトラム症や知的障害などが挙げられます。  


自閉スペクトラム症は、うつ病を併発する場合が多く、それぞれの病気は自律神経で言うところの副交感神経優位な状態であると言えます。


小児自閉症の症状として、『家庭の医学』には次の3つの症状が載っています。
以下、家庭の医学から引用。


①ことばの遅れのため友だちや周囲と意思の疎通ができないコミュニケーション症
②場の雰囲気を察知できない社会性の障害
③電車や積み木など好きなものにのめり込んでしまい、ほかに関心が向かない想像力の障害


自閉スペクトラム症の処方薬の一つにリスペリドンCHがあります。リスペリドンCHは統合失調症などの処方薬でもあり、交感神経が優位であれば処方薬として使用できることが分かります。


しかし、一つの矛盾が生まれます。リスペリドンCHが自閉スペクトラムに効果があるのであれば、自閉スペクトラム症は「交感神経」が優位であると推測できます。ここまでの文章を読み返してみると、自閉スペクトラム症はうつ病を二次疾患とすることが多く、それぞれ「副交感神経」が優位と推測できます。


自閉スペクトラムは、リスペリドンCHが効果があるので交感神経が優位であるのか、うつ病を併発するので副交感神経が優位なのか。答えはどちらかであると言えます。


さて、ここまで見てきて僕の提唱する自律神経の二分法は、様々な病気を交感神経優位と副交感神経優位に分けますが、知能指数と自律神経について明らかな関係性が見られるかということです。


仮に、自閉スペクトラム症が副交感神経優位の病気であったとして、知能が一般平均より低いということは、この副交感神経優位と関連性があるかということです。逆に言えば、交感神経が優位であれば、知能指数は高い傾向にあるはずだということです。


僕の現時点での感覚から言うと自閉スペクトラム症は副交感神経が優位であるのではないかと予測しています。もう少し色々な病気との関連性を調べて結論を出したいです。みなさんはどのように思いますか。ではでは。

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